実はケン丸が生まれて初めて作った燻製は「手羽先の燻製」だったんです。
はりきって燻製作りの本まで買ってきて、キャンプ場で挑戦したのですが、塩抜きの工程で手抜きをして、とんでもなく塩辛い燻製が完成しました。
かなりの時間と労力をかけて失敗したことがトラウマとなってしまい、それ以来はできるだけ時間と手間を省いて簡単に作るようになったのです。
なので今回の手羽先の燻製も、塩抜きしなくていいタレに漬け込んで作ります。
手羽先の燻製作り(下準備)
まずは材料の下準備からです。中まで味が染み込みやすいように、フォークでプスプスと手羽に穴を開けておきます。
そして漬け込むタレの準備ですが分量は以下の通りです。
レシピ
- 醤油 40cc
- 酒 40cc
- みりん 40cc
- 水 80cc
- すりおろしニンニク 少々
- すりおろし生姜 少々
タレですが覚えやすいように醤油1:酒1:みりん1:水2の比率で作ってます。
今回は手羽4本なので、この分量にしましたが漬け込む量に合わせて調節して下さい。
ニンニクと生姜はチューブでOKです。あと好みでコショーとかも加えてもらえばいいです。
ジップロックに入れて5~6時間ほど漬け込めば充分です。
塩抜きしなくてもいいぐらいの分量でタレを作ってますので、塩抜きはなしです。
漬け込みが終わったら、キッチンペーパーで水分とニンニク、生姜をふきとります。
あとは冷蔵庫に入れて2~3時間ほど風乾です。
スモークはリンゴチップを使用
その間にスモークポットのほうの準備に取り掛かりますが、今回は以前から使ってみたかったリンゴチップを使用します。SOTO以外のチップを使うのも初めてなので期待と不安が入り混じった状態です。
あと、こんなのも入手しておきました。
ピートスモークパウダーですが、これを使うと美味しくなると評判なんです。
とにかく風味が良くなるとのことなので、ついでに購入してみました。
それにしてもりんごのチップは、ヒッコリーなどと比べると香りが優しい感じです。
これなら燻製の香りもマイルドな感じになりような予感です。
いよいよスモークです
さて、いい感じに表面が乾いたのでスモークポットで燻していきますよ。
熱燻なので温度は80~100度で20分ほど加熱して、火を止めて5分置いておきます。
手羽は油が表面に付くので、ふきとってあげるほうがいいそうなのですが、面倒な事が嫌いなケン丸は気にせずそのまま燻煙を浴びせ続けます。
いい感じの色合いで仕上がっています。
スモークポットの火加減にも、だいぶ慣れてきたような気がしますね。
そして仕上げです。
このように日本酒をぬってあげると風味がよくなるとネットで見たのでマネしてます。
あとはサランラップにくるんで一晩寝かせれば完成です。
一晩寝かせると味が落ち着く
翌日に食べてみたのですが・・・うまーーーーい!
それに香りがすごくいいんです!
ピートスモークのおかげなのか、それともりんごチップなのか不明ですが、当分はピートスモーク+りんごチップで作ろうと思います。
予想以上に美味しく仕上がってたので、完成写真を撮るの忘れて食っちゃいました。
4本だけだったので、あっという間になくなるんですよね。
まあスモークポットがあれば燻製を気軽に作れるので、また作りますか。
そんなスモークポットを紹介した記事もよければご覧下さい。
前回のブログでも書きましたが、ついに燻製専用の鍋を購入しました。 それは自宅のキッチンで燻製が楽しめるSOTOの『いぶし処 スモークポット』です。 いぶし処 スモークポット やっ …
最後まで読んでいただきありがとうございました。